放課後等デイサービスとは、2021年4月に児童福祉法に位置づけされた福祉サービスのひとつです。
発達になんらかの障がいや特性、課題を抱えているお子さまが、放課後や夏休みなどの長期休暇等に通うことができる施設で「障がい児の学童」とも呼ばれています。

一般的な学童に馴染むのが難しいなど悩まれている方は多くいらっしゃいます。
そうした方に、安心安全な居場所を提供し、個別の発達支援や集団活動を通して、家と学校以外の居場所やお友達をつくることを目的とした施設が”放課等デイサービス”です。
 
運営をするのは、自治体の指定を受けた事業所になります。


基本的には、発達になんらかの障がいや特性、課題を抱えている小学生~高校生です。

ただし、20歳までの間は、継続してサービスを利用しなければその福祉を損なうと行政が判断した場合、続けて利用することも可能です。

放課後デイサービスひかりは、現在は小学生を対象としたサービスを行っておりますが、今後未就学児や中学生などもご要望に応じてご利用いただけるよう検討しております。



放課後等デイサービスの役割は、主に3つあります。厚生労働省の放課後等デイサービスガイドラインには、この3つが明記されています。

  • 施設に通うお子さまは、障がいの種類や程度が異なり、それぞれ個性があるため、保護者の方へのヒアリング等を行い、1人1人に合わせた個別の支援プログラムを作成しています。
  • 宿題などの勉強だけではなく、全身運動や創作活動、、集団での遊びや余暇提供、物づくりなどを通じて、日常生活での動作の習得をしたり、集団生活への適応を目的とした活動を行います。
  • 放課後デイサービスのニーズが高まったことで、施設によって内容も多岐にわたります。
    ICTに力を入れている施設、音楽教育など創作活動に力を入れている施設、学習塾タイプの施設、体を動かす運動に力を入れている施設など、支援方法はさまざまです。
  • 支援の内容は、児童発達支援管理責任者が、お子さまそれぞれの発達に応じて作成した、個別支援計画に基づいて行います。


個別の支援プログラムを通じて、お子さま自身のできることを増やし、自立を促したり、集団生活に適応できるようサポートしています。
自分の居場所を増やすことで、心身ともに健やかに成長・発達できるように、そしてより充実した日々を送ることを目指しています。


放課後等デイサービスの支援は、保護者様に対する支援も含まれています。
保護者様の相談に乗ったり、お子さまの背景にある家庭環境や、成育歴にも目を向け、コミュニケーションを取りながら、療育を進めていくことも目的のひとつです。
放課後等デイサービスひかりは、保護者様にとって誰よりも身近なパートナーであれるよう務めてまいります。